このページにお越しになられたあなたは、おそらく将来歯がなくなったら噛めない入れ歯でもよいと歯のことを適当に考えている方ではないと思います。
おそらく、しっかりとご自身の歯や入れ歯でない固定式の差し歯などで、生涯暮らしていきたいとお考えの方なのではないでしょうか?
良い歯並びやかみ合わせはご自身の歯を長持ちさせます!!
また、ご想像できるかとおもいますが、見た目がきれいで、しっかりとお食事ができる歯をお持ちでしたら、健康状態もよりよくなります。
生活のQOLを高める歯科治療が歯並びやかみ合わせ治療とお考えいただけると思います。
良い歯並びと良いかみ合わせは、同じようなことかと思われている方も多いのですが、ちがうものです。
たとえば、上下の歯を審美歯科で非常にきれいに並んだ歯並びにしたとします。人工的にオールセラミックなどを作成しますので、きれいに並んでいるけどずれてしまって、しっかりと上下で接触しないということが起きる場合があります。
こういった場合、良い歯並びだけど、悪いかみ合わせということになります。
良いかみ合わせとは、
などの条件が満たされている場合のことをいいます。
良いかみ合わせの条件を満たさない場合には下記のような問題が起こってきます。
噛み合わせの治療では、でまず一番重要なことは精密な検査をすることです。
多くの歯科医院で行われているかみ合わせの調整は、顎関節に問題のない方のために行われている方法です。
詰め物や被せモノをセットする際に、かみ合わせ治療というと、多くの歯科医院では、強く当たるところを削って当たりが均一にするようにしております。また、歯が揺れている場合は、接着剤で固定したうえで、かみ合わせを削って歯が揺れないように調整するとかといったことがしばしば行われております。
あごの状態が問題ない場合であれば、一時的な効果はありますが、かみ合わせがもともと悪い方の場合は、そういった方法ではしばらくするとまた悪くなってきてしまいます。
そのため、かみ合わせを治す際には、しっかりと現状のかみ合わせが正常なのか異常なのかを、科学的に客観性のある検査をすることで、問題点が数値化する必要があります。噛み合わせの状態を正常な数値に戻すことをしていくことが、かみ合わせ治療となります。
なんとなく治療を行ってしまうと、元に戻せないばかりか悪くなってしまう可能性があります。
口が開きにくい場合の多くは顎の関節のずれによるものです。
痛みを取ったり、開けれるように訓練することも必要ですが、かみ合わせが原因の場合は、咬合治療が必要な場合もあります。
口が開かない方へのページはこちらをクリック!
あごの痛みは、顎の関節の痛みなのか、筋肉の痛みなのかなど、原因を確認することが必要になってきます。
場合によっては、痛み止めの服用や、マウスピースの装着が必要な場合もあります。
あごのお痛みに関するページのリンクです!
歯周病が進行してしまって、歯の揺れている方は、通常かみ合わせがずれてきてしまっています。
かみ合わせがずれると、顎の位置もずれてしまう事もあります。
あごの位置がずれてしまっている場合に、歯科治療を行う際には、現状のずれた位置で差し歯やインプラントを行うと持ちが悪くなってしまいます。
しっかりとした治療を行う場合は、顎の位置を本来の位置に戻してから、差し歯や、インプラント、入れ歯などの治療を行うことが、歯を長持ちさせるためには重要になります。
咬合性外傷とは噛む力が原因で、歯の周囲の骨がなくなり、歯が揺れてしまう症状のことを言います。
健全な歯でも噛む力が強く歯に作用する場合は歯が揺れてきます。作用する矯正治療のように持続的に力を加えると歯が動くのと似たようなことだと思われると分かりやすいかもしれません。
歯周病の方は、歯の周囲の骨の量が少ないため、比較的弱い力が加わっても歯が揺れる場合もあります。
咬合性外傷が起こると、歯が揺れますので、かみ合わせが安定しなくなってしまう事がしばしば起こります。顎がずれてしまうことも多いです。
そのため、咬合性外傷が起こらいないようなかみ合わせにする治療が必要になります。
咬合性外傷のページのリンク
2019年12月1日大阪にてicom japan のセミナーがありました。200名弱の咬合治療に関心のある先生たちが集まっておりました。
咬合と関係する全身症状についての症例発表や、ブラキシズム(歯ぎしり)と自律神経や、脳中枢の影響をメカニカルMRIなどでわかりやすく講義してもらいました。
顎関節症の方に肩こりや頭痛などが起こる場合が多いのですが、当然関連するということが腑に落ちた1日でした。
icomという団体やその母体となるVieSiDという団体は、全身症状の緩和のために歯科治療を考えているようです。
もともと、シークエンシャル咬合の開発者のDrスロバチェックのご出身のオーストリアでは、医学部の中の1分野として歯科があります。
そのため、医学的に全身に問題が起こる原因を考えたときに、咬合が影響していると考えて咬合の問題を研究しているようです。
日本の場合、歯科的な問題が全身に影響をしていると考えますので、どちらかというと、日本の歯科では全身症状についての関心が低いとおもいます。
セミナー内容などは各項目にも上書きしていこうと思います。
年配の方に出っ歯な方が多い気がしませんか?
しゃべっている時にツバが飛びやすくなってしまったり、活舌が悪くなってしまっている方の中には年齢とともに出っ歯になってしまっていることが原因である場合があります。
奥歯がしっかりと噛めていないと、前歯で噛むことになります。前歯は噛む力を支えるほど強くないため、歯に噛む力がかかり続けると上の前歯が下の前歯に押されて前に出てくる矯正力がかかって、前に出てきてしまいます。
歯周病で奥歯が揺れてしまっている方、合わない入れ歯で奥歯がすり減っている方、奥歯がない方などは、奥歯で噛む力を支えることができないため、前歯に力がかかって出っ歯になりやすい状況です。
もちろん、出っ歯になる見た目以上に、前歯に負担がかかることのほうが問題です。前歯が悪くなりやすく、上の前歯を失うことになってしまう可能性が高くなります。
かみ合わせ治療に関するページは下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
前歯は問題ないのに奥歯だけどんどん歯周病が進行してしまったり、神経を抜くことになってしまっている方が増えています。
こういった場合の多くは、咬合性外傷と言って、奥歯にかみ合わせの負担がかかってしまて歯を悪くしていることによります。
噛む力の問題は、歯周病や虫歯以上に大変な問題で、咬合性外傷の歯は、歯周病の進行を急速に早めてしまったり、歯のヒビができることで内部のほうまで虫歯が進行することが起きます。
かみ合わせを変えずにインプラントや入れ歯をしても長持ちしないばかりか、さらにあごの骨の状態を悪くしてしまう事もあります。
まずは、かみ合わせの検査をする必要があります。
顎関節症は、口が開かない、顎が痛い、顎を動かすと音がするといった症状のある方の病気です。
歯科では、約2000万人ほどの潜在患者さんがいると、顎関節症のガイドラインなどで報告されています。実際に治療を受けられている方は50万人ほどのようです。
顎関節症は、放置しておくと症状が軽快してくることが多いのですが、顎の状態は回復しないほど変形したりしてどんどん悪くなってしまいます。
顎関節症の症状が出たら、原因を調べに歯科医院に行かれることをお勧めします。
あなたは口を大きく開けれないとか、食事の時はどっちか片側で食べるのが楽とか言った症状がありませんか?
普段、口が開きにくい方でも、多くの場合、長期間経過して口が開かないのが習慣化してくるとそれほど不自由に感じられなくなってきます。
ただ、お分かりかと思いますが、日常生活に支障がない場合でも顎の関節の問題は改善してません。
口が開きにくい方の多くは、関節の動きをスムーズにする関節の軟骨がずれてしまう問題が起こっています。合わせて顎の位置がずれてしまう事が多いです。ひどい場合は関節の骨が変形して吸収して短くなってしまっています。
顎関節の問題がある方は、かみ合わせがずれてしまうため、奥歯がずれて強く当たることによって、歯が欠けてしまったり、削れてしまったり、歯周病が悪化してしまったりします。
咬合病と言っておりますが、しっかりと歯を磨いていても歯が折れてしまったりすると歯を残せなくなってしまうということが起こってしまいます。
そのため、将来、歯をしっかりと残したい、合わない入れ歯を入れたくないという方は、顎の関節や軟骨のずれが悪化するのを抑える必要があります。
口が開きにくいという場合の多くはお口の中の歯の状態が原因です。親知らずが生えてきたとか、歯並びが原因になることもあります。
まずは、顎関節の治療を行っている歯科にご相談されることをお勧めしております。
八重歯の歯茎が下がってしまうことはよく知られています。
八重歯の生えてくる位置が歯茎の薄い部分にある場合が多く、歯茎が傷ついてしまったり削れてしまったりすることで歯茎が下がってしまうことが多いようです。
八重歯でもお写真のようにしっかりとした歯茎に支えられている歯に関しましては、歯茎が下がる心配は少ないことが知られています。
歯茎が下がるか下がらないかは、歯茎の厚みが影響します。薄い歯茎の方は、歯茎が下がりやすいのでご注意ください。歯茎が下がってしまった場合は歯茎の再生治療によって下がった歯茎を回復させることも可能です。
ただ、八重歯の方の場合は、歯並びを治してから歯茎の再生治療をされることをお勧めします。
八重歯の治療のページ
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
03−3251−3921
0120−25−1839
通常八重歯の歯並びの方は、八重歯の生えているほうに歯の真ん中がずれてしまっています。そのため、八重歯を治療する場合、真ん中を移動させるかそのままの状態で行うかで治療方法が変わります。
歯の真ん中のラインを2ミリ以上移動させるには現在のところ歯科治療では矯正治療を行うしか方法はありません。オールセラミック治療の場合はほんの少しの修正は可能ですが、大きく移動することができません。
そのため、審美歯科治療をする際、歯並びが歯の真ん中が顔の真ん中とずれてしまっているということは問題とます。
歯の真ん中がずれてしまっているときは、歯の根っこからずれてしまっています。審美歯科治療で真ん中を治す場合は、根っこの上に歯を入れるため、2ミリずらすのが限界となります。
また、歯の真ん中のラインは左右に少しずれていてもあまり気にならないことが多いのですが、傾いていると目立ってしまいます。傾いているだけでしたら審美歯科治療でも矯正治療でも可能です。
歯並びの悪い部分は歯周病にかかりやすくなります。
このケースでは、1本飛び出した前歯も歯茎が下がってしまっています。感染がない状態の歯周病が始まってしまいました。
また、八重歯は歯周病のリスクが高く、八重歯のお年寄りはいないという言葉もあるように、歯周病で八重歯を抜くことは多くあります。
短期間に治療したい方のページ
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
03−3251−3921
0120−25−1839